2017年8月26日土曜日

vol.443 東海道・山陽新幹線で交通系ICカードが利用可能に

来月末より、東海道・山陽新幹線で交通系ICカードでの乗車になるとのニュースを見ました。

SUICAや、ICOCAなどの相互利用が可能な交通系ICカードが対象となります。
実際の利用前には、事前にICカードとクレジットカードの連携登録が必要で、乗車券などの料金はICカードの残額から支払われるのでなく、連携しているクレジットカードの決済となります。

外国人でも利用しやすいようにするための措置と言い方をしていますが、おそらく新幹線から在来線の乗り換え時に新幹線乗車券・特急券(またはEX-IC)と交通系ICカードを同じ改札に通す時の曖昧さが問題視されていたからではないでしょうか。

個人的には、そういった問題が解消されるので、賛成ではありますが、置き去りにされてしまう人もいます。

それはクレジットカードを持たない人。
今の時代、クレジットカードは普及してはいるものの、持たない人もいるのも事実。
持たない人は、必然的に従来通りの分かりづらい改札の通り方をしないといけないわけです。


なぜ、クレジットカードの連携でないといけなかったのか。
それは、交通系ICカードのチャージできる上限があるからです。
SUICAやICOCAは、カードにチャージできる金額が2万円までとなっています。
極端な話、東京〜博多間をICカードの残額で行こうと思っても、大体指定席利用で2万2000円でオーバーしてしまいます。

運賃だけでもICカードでというのはできないのか?
ICカードと紙の指定席券を持つというのは、他の指定席券などを持っている場合などを考えるとややこしさが従来とさほど変わらなくなってしまうので、正直あまり意味がありません。

ということは、やっぱり支払いはクレジットカードに頼るしかなかったのか。。
気になるICカード利用での料金は、EX-IC利用と差別化されるのでしょうか。
そこんところも気になります。

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