2022年2月27日日曜日

vol.567 初めての電子ペーパー

きっかけは、たまたま富士通の電子ペーパーの「QUADERNO(クアデルノ)」についてのネット記事を見かけたことから始まりました。
その記事を見た感想からちょっと欲しいなぁと思い、ボーナスでiPad Proを買ったばかりなのになんの躊躇もなくAmazonで購入しました。

QUADERNOは現在、2代目にあたるGen.2が最新なのですが、購入したのは初代のモデル。というか、購入した時点で最新モデルは富士通の公式サイトのWEB MARTでしか売られていませんでした(現在は他のショッピングサイトでも購入可)。

なんといっても、特徴は、手書きの内容が電子データとして残ること。
そして、このQUADERNOは、PDFファイルとして、どんどん手書きしたものが自動的に上書き保存されていくのです。
PDFファイルは、今やPCだけでなく、どのデバイスでも扱えるのが一般的になっているので、これは使いやすいですね。

どの電子ペーパーも同じですが、専用の付属ペンで実際に書いていきます。初代のペンはバッテリーを搭載しているため、バッテリー容量が減ってきたら、充電が必要。初代のApple Pencilみたいなスタイルでぶっ刺して充電します。

さて、実際の書き心地ですが、なんか思っていたより、普段ノートに書く感覚と比べると思い通りに反映されず、文字が汚くなってしまう感じに。
特に斜めの線が入ると、ぎこちない線になってしまい、全体的に書きづらい印象。

これをこのまま使い続けるのは、きついと判断し、結局WEB MARTで2代目も購入しました。

初代と2代目特に見た目は変わりませんが、細かいところで変更点が良いも悪いも含めていくつかありました。

まずは悪い点

・初代は本体にペンを装着できたのですが、2代目では装着できず
→なので、なくさないよう、独自の保管方法を考える必要があります。といっても、初代もそこまで装着力が強いわけでもありませんが…。

・ペンの太さが少し細くて、若干持ちづらい?
→確かに初代のペンと比べると、少し細くなっているので最初持ちづらさを少し感じるのですが、すぐに慣れて特に気にならなくなるので、大した問題ではないですね。

…と悪い点は、これぐらい。

続いて、良い点

・紙で書いたときと変わらず思い通りに文字が入力できる
→一番の改善点はこれでしょう!私が初代で不満な点であり、2代目に期待して思い切って買った理由です。特徴的なのは、曲線がなめらかに書けるようになったことで、実際に紙で書くのと変わらない文字書きができるようになったのです。その理由は、QUADERNO本体のペン書きの読み取り処理を大幅に改善したのだとか。詳しい内容は分からないので、気になる方はQUADERNOの公式ページをご確認ください🔎

・ペンの充電が不要に
→これもなかなかの改善点だと思います。初代ではペンのバッテリーにも気を配る必要がありましたが、2代目で不要になりました。Apple Pencilでさえ充電が必要なので、なかなかいい特徴だと思います…!

良い点悪い点それぞれ2つずつですが、良い点のメリットが大きすぎるので、文字入力の快適さを重要視するなら、断然2代目ですね。

ただ、電子ペーパーは他のメーカーからも出ていたりするので、この「QUADERNO」一押しするのはおこがましいので、このあたりは他の製品も比較して慎重に検討してください…!
決して、安い買い物ではないので…。