2017年7月28日金曜日

vol.413 東急2020系

公式の発表があってからだいぶ経ってしまうので、今更ですが…。
東急田園都市線を走る車両は、東急はもちろん、東京メトロ半蔵門線・東武スカイツリーライン(伊勢崎線や日光線の一部も)で使用される車両も直通運転で走ります。
とは言っても、今も主力となるのは、田園都市線開業時から8500系。

初期編成にいたっては、登場から40年も経ちます。
そんな8500系も一部更新を受けてきたものの、老朽化により来年以降より、導入が始まる2020系により本格的な置き換えが始まります。

しかし、8500系自体は、10年前ぐらいまで同じく田園都市線の車両である、5000系により一部置き換えが進んでいました。
恐らく、最終的に5000系ですべて置き換えるのではと思われていたようなのですが、東急が多くの株を所有していたJALの経営破綻と、東横線の副都心線・西武池袋線・東武東上線との直通運転への準備が優先的となったこともあり、5000系の製造は終了と同時に8500系の減少もストップしました。

…だいぶ前フリが長くなりましたが、2020系は、そんな8500系の次に田園都市線の主力となるであろう、期待の車両です。

2020系の由来は、東京オリンピックが近い2020年にちなんだのか、それとも元々車両数の少ない2000系の2000系列の番号を無駄にしたくないからなのか。
あるいは両方なのかもしれません。

以下、個人的に気になった、2020系の特徴です。

・ナノイー空気清浄機の採用、暖房・冷房設備の性能向上による、快適性の充実
・座席はハイバック仕様。5000系の6扉車の置き換えで新造された編成と同じような座席に見えますが、フットレスはつかないようですね。

・ドア上部だけでなく座席上に大型液晶ディスプレイを設置。
鉄道事業者によって、ディスプレイの配置場所が異なるようですね。
2020系に関しては完全にE235系と同じ。。
・低騒音型の主電動機、駆動装置の採用。
 5000系も低騒音がウリだったような気がしていましたが、8500系ほどではないものの、結構な騒音だと思います。
とは言え、音が大きい方が個人的には好みです。
2020系の音はどうなんでしょう。低騒音となっていますが期待です。

他、2020系の特徴については、以下を御覧ください。

通勤経路ではないものの、そこそこ使う路線ではあるので、楽しみですね。
イベントも催されるらしいので、ぜひ行きたいですね。

しかし、長く親しんだ8500系が姿を消していくのも寂しいですね。
今年中になるべく写真や音の記録もやっておかないとかなぁと思います。

※記事に掲載の画像は、東急2020系の公式ニュースリリースより抜粋しています。

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