わざわざMacでWindowsのアプリを使わなくても…と思われるかもしれませんが、案外便利なツールやアプリがWindowsで動作するもの(.exeや.msi)しかないことが多く、それをMacでも同じようにしようと思ったら、こういう手段を使わざるを得ないわけです。
前書きが長くなりましたが、具体的に説明します。
昨日の記事にも書きましたが、Wineと言うものを使いました。
説明するのも面倒なんで、Mac上でWindowsアプリを動かせるようにするための仕組み…とだけ覚えておけばいいです。
他、詳しい仕組みを知りたい時は、各自で調べてください。
Wineの入手先は
WineHQ - Run Windows applications on Linux, BSD, Solaris and macOS
ページに飛びましたら、
右側の「Download」を選び、
「macOS」を選択。
ちょっとわかりにくいですが、「Installing WineHQ packages」の中の「Installing:」に書かれているリンクをクリック。
「Installer for "Wine Stable"」を選ぶとダウンロードが始まります。
ダウンロードが完了したら、ダウンロードした、「winehq-stable-x.x.x.pkg」を実行。
流れに任せて、インストールを完了させます。
インストールが完了すると、「Finder」のメニューの「移動」 > 「アプリケーション」に「Wine Stable.app」があるので、ダブルクリックで起動します。
すると、こんな画面が出てきます。
「wine (パス付きでWindowsアプリを指定)」という形式で入力して実行するのですが、よくわからん!という方は、とりあえず「wine」と打った後に、スペースを一回打ってください。
その後、「Finder」で目的のWindowsアプリがある場所まで行き、アプリのアイコンを「ターミナル」の画面にドラッグします。
すると、
「wine 」の後に、文字が追加されました。これで「Wineを使って、目的のアプリを起動する」という命令文が完成しました。
ここでenterキーを押すと、一瞬「ターミナル」の画面がダーッと文字が出てきて、アプリが起動します。
ちなみに今の実行方法は拡張子が「.exe」のファイルでしたが、「.msi」形式のアプリを動かす時は、「wine msiexec /i 」と入力した後、同様にファイルをドラッグしてenterキーを押せば起動する…はずです。
アプリによっては、正常に起動しないものもあるかもしれません。
しかしながら、Office 2013が動いたというのを何処かで見たので、おそらく大層なものでない限り、ほとんどが問題なく動くと思います。
もし、動かなかったら…Wineのバージョンアップに期待しましょう!
…最後にアプリの使用が終わりましたら、「ターミナル」画面で「exit」と押して、enterキーを押してください。
[プロセスが完了しました]と出たら、赤丸を押して閉じましょう。
※今回は、Kanchi様作成の「LED Maker」を例にご紹介させていただきました。
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