2016年12月20日火曜日

vol.194 小田急4000形の新車久々に

小田急電鉄では、今年の設備投資計画において、東京メトロ千代田線・常磐線各駅停車への直通運転の輸送力増強のため、4000形1本の新車を投入する計画でした。
9月辺りから、新車に当たる4066Fの製造が開始されたかどうとかの噂があり(それ自体はデマかもしれませんが)、いよいよ登場の時が来たかな?と期待していたのですが、10月・11月となっても一向に姿を現すことはなく。あっという間に12月になってしまいました。そして、今日調べてみたら、4066Fの甲種輸送があったというツイートが散見されました。
写真付きで輸送されている様子が撮られていることから、デマではないようです。
今年中に営業運転を開始するのかどうかは不明ですが、少なくとも姿だけは今年中に現してくれましたね。

小田急4000形と言えば、昔から馴染みがある方は、小田急顔として知られていた2600形・5000形と同顔の形式を思い浮かばれるかと思います。
私も幼い頃に乗っていたと思います。
名車と言ってもいいかもしれませんが、最後は特にさよならイベントが行われることもなく、静かに姿を消してしまったのは殘念でした。

…と話を戻して、現在の4000形は2代目にあたりますね。
元々千代田線との直通運転を行っていた1000形を置き換えるために投入されました。
徐々に増備されていった4000形に追い出された直通対応の1000形は小田急線内限定での運用のみとなりました。
現在は、リニューアルが少しずつ進んでいます。
リニューアル編成で直通運転に復帰とかしてもらいたいですね。
また、話がずれましたが、4000形は1000形の直通運転の跡継ぎが目的だったような気がしますが、現在は小田急線限定運用も優等列車を中心に使われています。
稀に各停運用も見かけますね。
そういった意味では、同時期に登場したMSEこと60000形が千代田線・御殿場線などや臨時列車によく充当されるなど多彩な運用がされているのと似ています。
最近では、常磐線各駅停車への直通運転も始まり、JR線内の運用も始まったのはもちろんですが、小田急車が初めて千葉と取手駅がある茨城まで顔を出すことにもなりました。

そして約3年ぶりの新車。
今のところ古参形式の置き換え(現在8000形が最古参ですが、8251Fと8255F以外はリニューアル済みのため、置き換えは考えにくい)といった予感はなさそうなので、これにて4000形の増備は終了?


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