2017年11月2日木曜日

vol.511 2018年小田急ダイヤ改正まとめ

2018年より、小田急の和泉多摩川~東北沢駅間の複々線化が完成するに当たり、3月で大きなダイヤ改正となります。
内容を見た限り、確かに変更点が多いので、ここでまとめてみようと思います。

■新しい種別が登場・停車駅変更
通勤型電車では、新たに通勤時間帯の種別として、通勤準急通勤急行が新設されます。
通勤準急は、停車駅としては従来の通勤時間帯の準急列車を引き継いでいますが、基本的にはすべて千代田線直通列車です。
それに代わって、準急は、新たに千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵、狛江に停車します。
通勤急行は、全て多摩線始発で、いくつかは小田急多摩センター始発となります。
また、快速急行は列車が増えるとともに、全列車が登戸に停車します。
他、多摩線にも快速急行が設定されます。

ロマンスカーでは、新しく朝の通勤時間帯の特急、「モーニングウェイ号」、千代田線直通の「メトロモーニングウェイ号」が登場。
土日ダイヤでは、千代田線直通で北千住~片瀬江ノ島駅間を走る「メトロえのしま号」も登場。
そして、新形式として、70000形も登場予定。
いつお披露目となるのでしょうか。

■多摩急行が消滅
多摩線内に快速急行が設定されることとなり、また、多摩線からの千代田線直通列車がほぼなくなることから多摩急行がの設定がなくなります。

■列車増発と時間短縮
今回のダイヤ改正、もとより複々線化完成のための目玉と言えるでしょう。
線路を増やしたことによって、当然ながら列車本数を増やすことができます。
列車本数が増えるということは、1本あたりの混雑率が緩和され、あの吊革につかまっていても前に倒れそうになるほどの手・腰・足が疲れる体勢から解放されます。
そうすると、自然に従来より混雑による遅れが軽減され、到着時間の短縮が期待できるということです。
半世紀も願ってきた思いがようやく実現する…ということですから効果がないとかなり哀しいですね。。

この他、各駅停車にも千代田線直通列車が設定されたり、江ノ島線からの快速急行が江ノ島線内では急行運転になったりとプチな変化もありますが、最初は新しい種別が出てきて混乱するかもしれませんね。
個人的にはLED再現ネタが増えるという意味では嬉しいことでもあったりしますが。。
フルカラーLEDでの通勤準急・通勤急行のカラー配色も気になりますね。
小田急の特設ベージにもあるような、背景色白の縁と文字色がまたはみたいな感じになるんでしょうか。

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