■外観
N700Sの先頭形状は、「デュアル スプリーム ウィング形」と呼ばれ、N700系(N700Aも含む)と見比べると、前照灯付近にエッジが左右対称で追加されているのが分かります。
このエッジが追加されることにより、走行風を整流させることができ、さらなる、微気圧波や騒音、走行時の抵抗などを減らすことができるようになります。
でもこれだけだと、ぱっと見、従来のN700系と見た目が似ていてわかりづらいかもしれませんが、塗装面でも違いがあります。
従来の青帯の2本線に加えて、乗務員室ドアから先頭部に向けて、短い線が追加されました。
この短い線を追加することによって、Supremeの「S」を表現。
Supremeとは「最高」を意味し、このN700SがN700系シリーズで最高の車両ということを表しているそうです。
■車内
グリーン車の座席💺は、好評であった、N700系のシートを更に進化させたものになりました。
リクライニングをして長時間座っていても疲れにくい構造や、フットレストの大型化と足元スペースの拡大により、より快適に座席を利用できる他、読書灯🔦の照射範囲も広くなりました。
グリーン車イメージ
グリーン車・普通車ともに従来車より広い空調吹出口を確保したことにより、車内温度の均一化も行いやすくなります。
普通車イメージ
また、自動ドア上部にある、案内表示板も従来のフルカラーLEDから、フルカラー液晶に変わることで、視認性がより向上します。
従来では、グリーン車全席、普通車では一部の座席でしか使用できなかったコンセント🔌が全席に設けられます。
これで、コンセントの取り合い(?)や譲り合う必要がなくなりますね。
N700Sの確認試験車が来年3月に登場予定。
そこで数多くの走行試験を経て、平成32年(おそらく年号が変わってる?)に営業運転を開始する予定です。
※掲載の画像は、JR東海公式のN700Sデザイン発表資料より抜粋しています。
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