2017年6月7日水曜日

vol.363 相鉄20000系&9702F

少し、遅くなりましたが新車の話題です。

以前にこのブログでも6月に相鉄の新型車両の発表があるというような話をしたのですが、どうやらこの事だったようですね。

2022年に東急直通線が開通するにあたって、使用される車両の20000系です。
てっきり、相鉄20000系のイメージ図などが公開されていたこともあって、JR直通線の話なのかなーと思っていたのですが、そちらは鋭意検討中とのこと。

で、20000系なんですが、今年12月中にも1本が営業運転につくそうです。
現在、日立製作所笠戸事業所で車両製作中…らしいです。

ここで、相鉄グループHPより紹介されている20000系の特徴をあげたいと思います。

○ユニバーサルデザインシート
一部の優先席に採用されるとのことで、通常の座席よりも座高を少し高めに設定することで、立ち座りがしやすくなる他、座席下の空間が広くとられ、荷物棚に置くのが難しい荷物も置けるようになるなど、快適性と利便性が両立したシートです。

○9000系リニューアル車の特徴を伝承
9000系リニューアル車で特徴のある、「YOKOHAMA NAVY BLUE」の全面塗装の他、グレーを基調とした落ち着いた車内空間、グッドデザイン賞を受賞した吊り革、調色調光式LED照明などを本形式にも採用。

車内案内表示の設置
ドア上部に21.5型の液晶案内表示器(イメージで見た限り、パット見ビジョン?)を設置の他、通路天井に広告枠の大型液晶を設置。
車内のどこからでも情報が見れるようになっています。

○個性的な特徴
これまで相鉄車両の特徴であった、車内の鏡が復活。合わせてブラインドも復活。
また、長時間停車などでの車内環境保全のため、全ドアに開閉ボタンを設置(「個別ドアスイッチ」)。
ベビーカー、車椅子などのためのフリースペースを全車両に確保。

この他、Sic素子のVVVF制御装置、Wi-Fi完備など今時の新型車両らしい機能も備わったりで、相鉄の新型車両に目が行きがちですが、忘れてはならないのは置き換え。
今年12月に営業運転を開始するに伴い、7000系1本が置き換わる予定。

7000系は現在3本。
20000系については東急直通線開通に向けて、順次導入を進める予定とのことで、7000系を全て置き換える可能性は高いです。
しかしながらそれでも3本でとどまるはずはないと思われるので、場合によっては新7000系の抵抗制御車、ひょっとするとVVVF車の置き換えもあるかもしれません。
ましてやJR直通線用の車両も導入されるとなると、まんざらありえない話ではないような気がします。

さて、車両は変わり長らくリニューアル中であった、9702Fですが、営業運転に復帰したようです。
車両番号がドア横にあることから9705Fと同様です。
また、リニューアル車で初めて幕車からのリニューアルでしたが、こちらは他のリニューアル車と同様、同型のフルカラーLEDにしっかりと変わっていました。
次にリニューアルがはじまるのは、どの編成でしょうか。
最近、9704Fと9706Fを見かけていないので、どちらかのような気がします。



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