2017年6月28日水曜日

vol.383 特急という存在

特に私鉄に関連する話ですね。

特急と言えば、座席指定制で手すりや吊り革がない特急型車両で走っている列車というのが連想されがちですが、最近では特急型車両を所有していない鉄道事業者でも特急という種別を使うようになりました。

まず、座席指定の特急と言えば、東武鉄道では「スペーシア」、今年3月からは「リバティ」も運行を開始しました。西武は、「レッドアロー」、小田急は「ロマンスカー」、京成は「スカイライナー」と、独自のネーミングを持っているのが特徴です。

京王と京急は結構前から特急が設定されていたようですね。
京急は、今や快特…ではなく、京急ウィング号が一番早い列車で特急とい種別自体が意味がよく分からない状態です。。
京王は、今年9月に座席指定制の列車が運行されることで、新たな種別ができる可能性があり、こちらも特急の種別自体どうなるのかは分からん状況です。

東急では、2001年に東横線に特急の種別が追加されました。
急行よりもさらに停車駅を少なくした、特急の名にふさわしい速達列車です。
2004年に横浜~桜木町間が廃止となって、みなとみらい線直通になり、2013年に渋谷から副都心線・西武池袋・有楽町線、東武東上線との直通運転を開始しても健在です。
なんかFライナーやSトレインなるものが新たに登場してきましたが、そこは無視で。
今まで、なかった路線に特急の種別が新設されるというのは、結構大きい出来事だと思います。
それだけ、利用者から速達化が求められていたのでしょう。

一番驚いたのは、相鉄。
これが一番最近ですが、別に沿線住民だからひいきしているわけではないです。
正直、路線も短いし、特急なんかできても対して、時間も変わらんだろうと思っていたので、期待などしていませんでした。
まぁ、ほんとに新設されるとはという意外性で一番驚きました。
しかし、予想通りというかなんというか、所要時間は急行とさほど変わらない?という感じです。
それでも、今まで全列車停車だった、二俣川から先の海老名・湘南台方面の駅を通過する光景はまだ新鮮な感じがします。

と、まぁ勝手に色々書きましたが、特急という種別はどこの路線でも見られるようになったということですね。
また、座席指定の設定がない鉄道事業者にも導入されたことにより、昔よりも特急という種別がより親しまれやすくなったというふうにも感じました。

まぁ、そんなところです。

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