2016年11月29日火曜日

vol.173 鉄道シュミレータ

鉄道シュミレータ、まぁ、簡単に言うと、鉄度の運転を擬似的に体験できるゲームのことであり、一般的には「電車でGO!」が有名でしょうか。
ゲームセンターに電車でGO!の筐体があったり、テレビゲームやパソコン用ゲームとして発売されていたり。電車でGO!以外にもトレインシュミレータシリーズなどもあったりしますが、鉄道博物館などのコーナーで運転体験でシュミレータがあったり、鉄道事業者の運転士訓練用としてあったり。。

…と、前書きはここまでにしておいて。
私自身、前々から電車の運転って、車以上に難しいんだろうなぁと思っていたのですが(自動車の免許すら持っていない身がなにを言ってるんだという気もしますが。。)、鉄道シュミレータのゲームを実際にやってみて、想像以上に難しいことを痛感しました。列車の性能、走行区間の傾斜により、減速の調整を変えながら停車しないとあっという間に停止位置を超過してしまったり、停止位置のかなり手前で止まってしまったり。。
特に車両により性能が異なることから、同じ駅でも止め方やどのぐらいの距離から減速を始めればよいかといったことなども変わってきます。
おまけに、ゲーム中のボーナスボイントなどを狙うためには、各鉄道事業者が推奨している止め方を取り入れなければならなかったり。※1
どれも難しいものばかりで、これにいち早くなれるために、一時期、毎日練習をしようと頑張ってみたのですが、結局慣れることなく、断念。
つくづく、鉄道の運転士ってすごいんだなと感じました。
まぁ、その分偶然とは言え、うまい具合に停止できたときは、喜びも半端ないんですけどね。

あと列車の運転は、ワンハンドル、ツーハンドルと二つの方式があり、これは列車によって異なります。
ツーハンドルは、昔からある方式で、加速と減速を別々のマスコンで行う方式。
ワンハンドルは現在、ほとんどの新型車両で採用されているタイプで、加速と減速を一つのマスコンで行う方法。
個人的には、ワンハンドルのほうがやりやすかったです。
実際の運転では、かなり意見が分かれるそうです。

とは言え、いくらワンハンドル方式のほうがやりやすいとは言っても、前述の停車の仕方が難しいのは変わらないわけで。
もしかして、これが上手く出来るようになると、他の事(具体的に何がと問われても答えられませんが。。)についても得意になったり?とか思っちゃいます。

※1…例えば、東急電鉄で推奨されている「二段制動三段緩め」は、減速~停止までに二回以内の制動操作でかつ三回以内のブレーキ緩め操作で列車を停止させる方法。
現在は、ホーム柵・ホームドアの設置により、より正確な停止技術が求められるため、以前と比べると、実施されている頻度は低いかもしれません。


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