2016年10月28日金曜日

vol.140 脳トレ

10年前でしょうかねえ。脳トレが流行ったのは。
正式名称はなんでしたっけ?
「脳のトレーニング?」
「脳内トレーニング?」

ニンテンドーDSから「脳を鍛える大人のDSトレーニング」、続編で「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」のソフトが発売されたのがきっかけで、流行りだしたように記憶しています。
そして、このソフトはニンテンドーDS、いやさらに言えば任天堂の会社が軌道にのりはじめた元と言ってもいいでしょう。

94年にソニーからプレイステーションが発売されて以降、それまでテレビゲーム市場をほぼ独占していた任天堂が低迷期を迎え、ニンテンドー64、ゲームキューブ、ゲームボーイアドバンスなどゲーム機を投入してきたものの、調子が取り戻せず、苦しい状態が長く続いていました。
そこに救世主という感じで登場したとも言える存在です。

ゲーム内容は、脳を活性化させるための各種トレーニングと、脳年齢チェックとして、いくつかのミニゲームに挑戦する内容に大別されます。
基本的には、毎日トレーニングを行って、数日に一度、脳年齢をチェックしてみるといった感じでしょうか。
続編では、Dr.マリオのゲームのタイトルをそのまま日本語化した「細菌撲滅」といった息抜きのゲームが登場したりしましたね。
あと、なんといってもこのゲームの案内役である、ポリゴン姿の川島教授の存在でしょうか。
続編では、多分川島教授ご本人が苦手とするパクチーをマイクに向かって発すると、顔の表情が変わるなど(他にもありますが)、シンプルな内容でありながら、ちょっとしたお遊び要素が含まれていたりするのも、大ヒットした要因の一つなのでしょうか。
ちなみに、続編の「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」は、国内のゲームソフト販売本数記録は、4位だそうです。。

この脳トレシリーズより、脳活性化ソフトという新しいゲームジャンルが確立されました。
このシリーズの大ヒットは、ゲーム業界に大きな影響を与えたのでしょう。後に派生的なソフトが次々と出てきたのは言うまでもありません。。


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