2016年10月21日金曜日

vol.133 新型ロマンスカー70000形

今回、小田急電鉄より正式に新型ロマンスカー車両についての発表がありました。
現在、最新形式にあたる、MSEこと60000形の次系列として70000形となりました。

今回、新型ロマンスカーを投入することになった経緯は、以下の通りとなっています。
・現在の車両体制では、座席の供給不足であること
・最古参系列である、7000形(LSE)の更新時期であること
・上質な観光特急に対するニーズが高まっていること

上2つの経緯が一番大きな理由となってくるのではないでしょうか。
やはり車両としては比較的新しくかつ展望席が人気のVSEに人気が集中しやすいのですが、いかんせん、VSE自体の両数が少ないため、VSEとして運転される本数も当然少なくなります。
それを少しでも解消するためにというのがあります。
新型ロマンスカーでは、更に展望席はおろか、側面窓も大型化することとなり、より景色を楽しむことができるようになります。
その他、以下の特徴や機能が盛り込まれる予定です。
・全体がロマンスカー伝統のバーミリオンのカラーで覆われた車体
・網棚を廃し、座席下・出入り口デッキ付近に荷物収納スペースを設置
・7両編成
・車内Wi-Fiサービス、ウォシュレット付きトイレなどの快適性の向上
・乗務員が防犯カメラでリアルタイムで確認可能になったことによる安全性の向上

現在運行中の7000形(LSE)も既に35年以上就役しており、特急車両としては更新時期にあたります。
SE車から引き継がれてきたロマンスカー伝統のカラーリングも見納めの時期が近づいてきたということです。

そして、密かに30000形「EXE」もリニューアルが始まっており、「EXEα」として運行を開始する予定です。
こちらも注目ですね。

新型ロマンスカーに関する小田急公式ページはこちら↓
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8500_1656600_.pdf

0 件のコメント:

コメントを投稿