2016年8月6日土曜日

vol.57 ExcelのVLOOKUP関数

Excel慣れしている方や、ふだん使われている方はよく使われているとは思いますが…。

私のように、たまーに使う頻度が高い程度ですと、忘れてしまうんですよねー。
Excelの関数のひとつであるVLOOKUP関数の使い方を今後私が忘れて、もう一度調べ直す羽目にならないためにも備忘録的な感じで残したいと思います。もちろん、使い方がいまいちという方にも参考になれば…

例えばテストの点数を入力すると、それに対する評価が表示されるような仕組みを作ったとき…
評価が表示されるメッセージの一覧となる「評価」シート

個人のテストの点数を入力する「成績」シート
N・Nは何となくお察しください…

まずは、VLOOKUP関数の使い方から…
VLOOKUP(①検索値, ②範囲, ③列番号, ④検索方法)

①…検索する値を指定します。今回の場合だと「成績」シートの「点数」に当たりますね。
②…自動表示させる対象を指定します。今回だと「評価」シートの表になります。
③…②で指定した範囲の左側からの開始列を指定します。今回だと右側のメッセージを表示させたいため「2」となります。
④…①で指定した検索値と部分一致か完全一致かを指定します。部分一致は「1(またはTRUE)」、完全一致は「0(FALSE)」となります。今回だと完全一致でないと、期待通りの動きにならないので、完全一致として0を指定します。

多分、②と③の指定がいまいちよく分からなかった人も多いのでは?私もこれがなかなか一回覚えても忘れてしまう要因となっているようです。

以上の事を踏まえて、Aさんの点数に対して、評価を出したいときは、以下の式になります。

=VLOOKUP(C3,評価!$A$3:$B$13,2,0)

この式を記述したD3セルの右下に行き、カーソルが黒い十字になったら、ドラッグでD7まで持って行きます。これで、Aさん以外の人の式も作ることができました。

ところで、②の範囲に「$」が入っているのが気になるかと思います。
これはセル番号の列・行を指すそれぞれの番号の前に$を指定することで、ドラッグして他のセルにコピーしても、この②範囲に関しては同じ値でコピーされます。

通常、Excelでは、数値やセル番号をドラッグでコピペすると、連番の形で貼り付けられてしまいます。①の検索値の各々の点数を指定するように、連番である方が都合がいい場合もありますが、どの場合でも固定値として指定する場合は、「$」を用います。


ですが、これではまだ完璧ではないんです。この続きを書こうと思いましたが、時間がないので、次の記事以降で…

本日の歩数:8,091歩

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