2017年5月28日日曜日

vol.353 Mac・iOS機器の感圧式

最近のMacBook(MacBook Pro)は、キーボードの仕様が変わっただけでなく、トラックパッドも大きく変わりました。

感圧式トラックパッドと言うものに変わりました。
感圧式は、iOS機器のホームボタンでも採用されています。
iPhoneでは7からそうなりました。

従来は、実際のボタンやトラックパッドを押し込むことで反応する…という説明しても当たり前すぎるようなシンプルなものでした。
しかし、感圧式になることにより、今までの物理的なボタンやトラックパッドではできなかった、操作もできるようになったとのこと。

私自身も今年、新型MacBook ProとiPhone 7 Plusを購入して使っていますが、最初に感じたのは、「トラックパッドやホームボタンの押し心地が今までのとなんか違うな~」
というものでした。
これが、感圧式に変わったことによる影響というのがつい今しがたわかりました。。

後、iPhone 7/7 Plusには設定アプリからホームボタンの押した感覚を変更することができます。
3パターンあります。
これもなんで押した感覚が変えられるのかなーと物理ボタンの感覚で考えていたので、不思議に思っていましたが、これも感圧式だからできることなのですね。

では、そもそも感圧式とはどういうものなのか。
簡単に説明すると…、

機器に感圧センサーが内蔵されており、指が触れると、感圧センサーが指に触れた時の指圧を強さを判断。
その判断した結果に基づいて適切な処理がなされるという…感じなのです。
なので、軽く押した時は、タップ、少し強めに押すと右クリック、さらに強めに押すと…というように指圧の強さを何段階かに分けて操作を切り替えることができるというのが特徴です。

しかし、段階を分けすぎてしまうと利用している側からは、逆に扱いづらくなってしまいます。
操作している感覚では、3段階ぐらいがベストではないかなと感じます。

ということは、普通に目で見えているトラックパッドやホームボタン単体ではまったく押すことができないということです。

試しに、電源が入っていない状態で、トラックパッドやホームボタンを押してみようとしましたが、まったく押すことすらできませんでした。
キーボードやボタンとはまったく関係のないところを間違えて押してしまった時の感覚とまったく一緒。
これは、
感圧センサーが動いているから反応する
ということが言える理由にもなります。

しかし、稀に電源をいれても感圧センサーが反応しないこともあるようです。
感圧センサーがしっかりと動いてくれないということは、いくら機器に電源が入っていたとしても、操作すらできないということでもあります。
これは、MacではSMCリセット、iOSでは再起動することにより、解消されることがほとんどです。
しかしながら、方式が変わっても、それなりのリスクやデメリットが生じてしまうということなのですね。。

手元に持ってないけど気になる方は、家電量販店やApple StoreなどMacやiOS機器が販売されている店頭で操作を試してみてはいかがでしょうか。

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