Androidへのアプリのインストールは、Android Studioなどの開発環境からのインストールの他、アプリケーションをパッケージ化した、apkファイルをadbコマンドを用いてインストールする方法もあります。
adbコマンドは、Android SDKのロケーションパスを環境変数に設定することで使えるようになります。(指定したパスにadb.exeが含まれているため)
今回は、adbコマンドを使えるようにする方法がメインではないため、割愛します。
ここから先は、adbコマンドが使えること前提で話を進めます。
adbコマンドでのインストールは、下記のように記述します。
adb install (ファイル名).apk |
ポイントとしては、このコマンドを実行する際は、コンソール(Windows:コマンドプロンプト、Mac:ターミナル)で、目的のapkファイルがあるディレクトリにたどり着いておくことです。
もう少し噛み砕くと、例えば、インストールしたいアプリのapkファイルが、「C:\android\app」のパスにある場合、コンソールで「C:\android\app」に移動してからインストールを実行するという具合です。
ちなみに既にインストールされているアプリをアップデートしたい場合は、
adb install -r (ファイル名).apk |
単純にinstallの後ろに-rを追加しただけです。
これで、アプリのインストールもアップデートも無事にできてめでたしめでたし…といかず、こんなエラーが出る場合もあります。
INSTALL_FAILED_INVALID_URI |
上記エラーが出た場合、Android機器のインストール先となる、「/data/local/tmp」の場所の編集権限がないためにはねられている可能性があります。
事前にパーミッションを確認しておきましょう。
もし権限がない場合は、chmodコマンドで一時的に権限を付与します。
chmod 777 /data/local/tmp |
これでインストール(またはアップデート)が無事にできましたら、パーミッションを元の状態に戻しておきましょう。
同じくchmodコマンドを使います。
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