2017年4月11日火曜日

vol.306 iOSアプリ:戻る遷移実装

前回、画面遷移を実装しましたが、そのままでは前の画面に戻ろうと思った時、毎回アプリを強制終了して、開き直したりしなければならないので、とても面倒です。

なので、今回は、前の画面に戻る遷移を実装します。

前回の画面遷移の実装の時に、遷移先の加算と電卓の画面に戻るボタンを追加したので、そのボタンがある体で、進めていきます。

①storyboardにある、加算と電卓のViewControllerと紐付けるためのswiftのクラスを追加します。

 File > New > File...と辿ります。
 ここでは、「Swift File」を選びがちですが、「Cocoa Touch Class」を選択し、「Next」 をクリックします。

Classには、前回storyboardに配置したViewControllerに指定したクラス名を入力し、「Next」をクリックします。
※前回「ControllerView」と付けてしまいましたが、正しくは「ViewController」なので修正しました。

 保存先はデフォルトのままで「Create」ボタンを押して、作成完了。

②加算と電卓用のクラスを作り終えたら、戻るボタンが押された時の処理を実装します。
まずは、storyboard左横の「戻る」をControl + 右クリックします。

黒いウインドウが出るので、「Touch Down」の右横の丸にカーソルを当てます。

カーソルを当てた丸をソースの方にドラッグします。

Touch Downは、ボタンが押された時に発生するイベントです。そのイベントが発生した時に行う処理をドラッグしたソースに書いていきます。
ここで、その処理を実装するメソッド名を入力します。

すると、メソッドが作成されます。

ここに1行だけ処理を追加するだけで、1つ前の画面に戻る処理の実装は完了です。

実装ができたら、実機またはシミュレータで確認します。

次回は加算画面で簡単に足し算ができる処理を実装する予定です。


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