2016年6月25日土曜日

vol.15 東海道・山陽新幹線次期新幹線車両「N700S」

JR東海では、N700系以来の次期新幹線車両となる、「N700S」の確認試験車の製作を決定。2018年内を計画しています。

「N700S」は、N700系の先頭形状をベースに見直し、さらなる騒音の低減が実現可能な「デュアルスプリームウィング形」を採用。

制御装置としては、SiCを採用し、装置の小型化ならびにN700Aと比べ、消費電力が約7%削減されるそうです。

車内では、普通車でも全席コンセントが設置され、モバイル利用の利便性が向上し、グリーン車では、フルアクティブ制振制御装置を導入し、さらなる乗り心地がアップします。

編成自体も基本の16両編成をベースに、床下機器の最適化により、12両、8両などの短編成化に組み替えることも可能。

ちなみに「S」は、Supremeの頭文字で、"最高"を意味します。…ということはN700系シリーズの最終形態ということでしょうか…?その後にN700SAとか出てきたりして。。

現存の700系は、N700Aの増備で置き換えることになっていますが、このN700Sが登場することにより、順次N700系を置き換える予定とか(多分今のX編成?)。N700Aは、置き換え対象外と思われますが、それにしてももうN700系の撤退が考慮されてるんですね。。

量産車については、2020年頃に登場する予定です。東京オリンピックに間に合うのか?その後なのか?…非常に気になるところです。

以下、JR東海の「N700S」に関するPDFの資料となります。
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000030982.pdf

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